未来検定とは?

DXコンサルタントが目指す未来の教育!
「未来技術推進検定」とは

論理的で落ち着いた語り口の中に、学びへの熱い想いを秘めている、とても感じのいい方。お子さんの育児も頑張る。そんな未来技術推進検定(以下、未来検定)SDGs編のシステム開発者、箕輪さんへのインタビュー記事です。


ーまずはご経歴を教えてください。

父がパソコンオタクで、物心ついた頃から(!)家にあったMacを触っていました。中学生の頃にはゲームを自作していました。パソコン少年でしたね。 大学では物理を専攻し、卒業後は当初大学院へ進学し研究者になることを考えていましたが、友達に誘われて社会勉強のため(!)就職活動をしてみたところ、早め に社会経験積むのも良さそうだと考え、コンサルタントの仕事に興味を持ち働き始めました。これが自分にとって結構大きな転期でした。

ーバリバリの理系学生から、コンサルタントとして社会人デビューされたのですね!

そこで、クライアントが持つ課題である「デジタルで何を新たにやろう?」に取り組んでいるうちに、テクノロジーに関する知識も蓄積しましたし、自分でも作って社会に出していきたい、と思う様になりました。 元々学ぶことが好きで、「もっと楽しく勉強できるようにしたい」という想いから、まず1つ目に「宿題のヒントを教えてくれるAIスマホアプリ」、2つ目に今回の未来技術推進検定のwebシステムに使われている「オンライン学習サービス プラットフォーム」を開発しました。昨年2020年7月にスタディメーター株式会社として法人化しています。

ーシステム開発が本業ではなかったのに、システム2つも開発してしまったのですね!

今は、高度なプログラミング技術が無くても、すでにあるものを活用して、新しいシステムを安価で簡単に作ることができる時代が来ています。2つ共プログラムは自分でほとんど書かずにできています。

ーそういう噂は聞いてはいたのですが、実際に実現してしまうところがすごいです!


ー未来検定 SDGs編、私も受検しましたが、今までにない検定試験ですよね!

パソコンでもスマホでも受けられるオンライン検定で、1ヶ月の受検期間内何度でも受けられるのが特徴です。
とりあえず始めてみる、でOK。分からない部分を勉強しながら繰り返し受検できることが大変好評をいただいています。試験中ネットで調べても大丈夫。暗記する力だけではなく、欲しい情報を引っ張ってくることができる力も、実際の社会で大切な力ですから。

ーパソコンのみで1回しか受検できないとなると、覚えなきゃ、面倒だな、と正直受検が後回しになりそうな気がしますが、スマホで何度でも受けられるのは、移動中やゴロゴロタイムに一度ざっとやってみて、後で分からないところをしっかり勉強してカバーできるので、始めるハードルが下がり、いいと思います!
最後の論文も特徴ですよね。


自分の身近な課題と、その解決案を考えて答える記述式の問題もあるのも特徴です。こちらも好評で、皆さん熱い論文を提出していただいていますよ!この検定によって、SDGsについて学び、自分の身近な課題と解決案を考えて書いていただきますが、受検者の約半数の方に「これから日々の行動を変えよう、もっと知っていこう」と思ったと回答いただいています。合格した、SDGsに詳しくなった、に加えて「今後の行動が変わる」ことまでを目指している本検定としては嬉しく思っていて、そういった方を増やしていきたいと思っています。

ー私も受検してから、プラゴミリサイクルや、生ゴミから堆肥作りなど、SDGs達成につながる様な行動、続けていますよ。

僕も食品を買う時、この製品はパーム油が入っているな、生産環境は大丈夫かな、と考える様になりました。

ー今年2021年7月申し込みの回から、未来技術推進検定 SDGs編 2級も受検開始ですね!

2級は、3級で身に着けたSDGsの知識をもとに、インターネット上に公開されているデータを用いて課題を深く考察したり、IT技術やプログラミングを活用して課題の解決策を考える力を学べる検定になっています。
単なる知識ではなく、実社会で本当に役立つデータ分析力やIT技術、課題解決力を身に着けられる内容ですし、高校で学ぶ「地理」「世界史」や、2022年度より必修化される「情報」の学習範囲にも沿っているので、この検定がそのまま大学入試対策にも役立ちます。

ー1級はどのような検定になるのでしょうか。

2級までに身に着けた力を使って、現実の社会課題解決に取り組む試験を考えています。社会課題解決に取り組む企業と協力して、その企業の現実の課題に対する解決策を考え、プレゼンテーションする試験を実施する計画です。2022年に開始予定なので、ぜひ楽しみに待っていてください。

ー未来検定を受けようか迷っている人に一言お願いします。

お試し問題が無料でトライできるので、ぜひ気軽にチャレンジしてほしいです。

ーありがとうございました。

箕輪 旭   Asahi Minowa
スタディメーター株式会社 代表取締役
大卒業後、アクセンチュア株式会社に入社し、様々な企業のIT活用を支援。
コンサルティングを行う中でIT人材育成の重要性を感じ、2018年より、オンライン学習プラットフォーム「Udstrongy」にて、若手社会人に向けたIT講座の提供を開始。従来のプログラミング講座よりも分かりやすく役に立つIT講座がベストセラーとなり、これまでに2万人以上を指導。2020年には、さらに若い世代にも活動の幅を広げるため、スタディメーター株式会社を創業。スマホでSDGsとITを学べる「スタディメーター」運営のほか、複数の教育関連企業の新サービス開発にも従事し、ITを活用した未来の教育環境づくりに力を入れている。

未来検定を受けると

将来をイメージできる

SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、世界の国々で話し合い、2030年までに世界が取り組むべき17の目標として2015年9月に国連総会で採択されました。SDGsは「誰一人取り残さない世界」を理念に掲げています。ただ、抽象的な理念であるがゆえに、「具体的な自分の行動」に移せている人は少ないのが現状です。SDGsは、いまの世界が抱えている課題の地図です。 SDGsを学ぶことで、自分の将来をイメージすることができます。

受験対策ができる

2020年度の新学習指導要領では「持続可能な社会の創り手の育成」を目標に掲げています。 また、近年の大学入試では、小論文や社会科を中心に、SDGsに関連する問題が頻繁に出題されています。SDGsを学び、自分の将来を考えるだけでなく、新しい入試問題にもいち早く対応しましょう。これからの入試問題には、SDGsの知識や、それをもとに考える問題がますます増えていくでしょう。SDGsを学ぶことで、新しい入試問題にいち早く対応することができます。

世界に通用する知識が身に付く

SDGsなどの社会課題に関する知識と、最先端のITの知識は、そして課題発見と課題解決の力は、世界で活躍する人材に求められています。また、グローバルな視点でこれからのキャリアを考え直すきっかけにもなります。

問題構成

2級:グローバル

問題1

制限時間なし

「貧困」に関する問題です。

問題2

制限時間なし

「ジェンダー」に関する問題です。

問題3

制限時間なし

「エネルギー」に関する問題です。

問題4

制限時間なし

「つくる責任」に関する問題です。

問題5

制限時間なし

「気候変動」に関する問題です。

問題①~⑤は、選択式問題です。Web上の情報を調べたり、表計算ソフトなどで分析しながら、SDGsの様々な課題の事実や背景を回答します。各5問で、4問以上正答で合格となります。問題⑥は、自由記述式問題です。ご自身が解決したいと考える課題について、データに基づいて事実や背景を考察します。

2級:テクノロジー

問題1

10問:選択式/15分

テクノロジーによる社会課題解決に関する基本的な知識を答える問題です。

問題2

7問:選択式/20分

IT技術を使いこなすためのプログラミング的思考能力を問う問題です。

問題3

6問:選択式/時間制限なし

与えられたデータを分析し、そこからわかることを答える問題です。

問題4

6問:選択式/15分

IT技術を活用して課題を解決するプロセスの理解を問う問題です。

問題5

1問:記述式/時間制限なし

自分の身近な課題と、その解決案を考えて答える問題です。

3級

問題1

20問:穴埋め記述・選択式/15分

SDGsに関する基礎知識を答える問題です。

問題2

10問:選択式/10分

SDGsの背景となっている「事実と数字」に関する知識を答える問題です。

問題3

10問:選択式/25分

世界の課題と解決策の文章を読んで、SDGsのどの目標か答える問題です。

問題4

5問:穴埋め記述式/10分

SDGsの背景や世界の課題に関する文章を穴埋めして完成させる問題です。

問題5

1問:記述式/時間制限なし

自分の身近な課題と、その解決案を考えて答える問題です。